花のハッスル「気」が心と体を癒します。
東洋医学では、人の体を流れる「気」が滞ると、むくみやはれ、痛みなどが出、さらに病気にかかりやすくなると考えます。そこで花を育てたり飾ったりするこ とにより、その花のもつ「気(生命エネルギー)」で心と体を健康な状態にたもとうというのが花療法です。そのベースには中国の哲学といわれる「陰陽五行 説」があります。これは自然界のあらゆるものは「陰」と「陽」の要素(もしくは中間的な要素「中庸※ちゅうよう」)をもち、バランスをとって成り立ってい るものであり、さらに万物は五つの物質「木」「火」「土」「金」「水」からできているとし、その五つが互いに影響し合いながらバランスをとっているという 考え方です。花療法は五行説の中の五臓と五色を花におきかえ、さらに花の色、香り、形を考慮し症状別に分類したものです。
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