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花療法とは 季節の花 今月のひとりごと 著書

季節のお花(2023年)


10月
ガーベラ

ガーベラ
花言葉 「童心にかえる」

南アフリカで発見されたガーベラは、花姿が可憐で別名花車とも呼ばれています。育種は、20世紀初めにイギリスではじまり、最初は可憐な一重咲きでしたが、切り花として人気が高まるにつれ、八重咲きで大輪種が作られるようになりました。今回はミニガーベラの鉢植えを掲載しましたが、感情をコントロールするのに効果的で、ミスが続いて自信を失いそうなときや素直になりたいときに観賞したい花です。見守ってくれる親友のような存在で、心も体も元気になれるでしょう。

切り花として、大輪種を飾るときは、再生のパワーが強いゲイラックスや ヤツデなどの葉ものを添えると ガーベラのやさしい「気」をさらに引き出すことができるでしょう。
(キク科)






9月
ソバの花

ソバの花
花言葉 「博愛」

縄文遺跡から花粉が見つかっていることから、わが国へはそれ以前に伝わったといわれています。茎の先や葉腋から花穂を出し、6ミリ程の白や淡紅色の小花を多数咲かせます。一面が白に染まった草原のようで、見る人を穏やかな優しい気持ちにしてくれます。三角すい形の実は、健康維持に役立つソバ粉になります。やせた土地でもよく育ち、イネが凶作のときの救荒作物とされたという記録があります。
(タデ科)






8月
コリウス

コリウス
花言葉 「リラックスした私」

フィリピン原産の多年草。初夏から秋まで楽しむことができます。同じシソ科でも食用のシソと違いシソ特有のにおいがなく、緑色に縁取りされた赤系統の葉の美しさから観賞用として、鉢花や花壇での利用が多い植物です。
落ち着きのある色合いの葉色は、緊張した仕事の後などに観賞すると、心のこりがほぐれ、気持ちを和ませてくれることでしょう。花は小さく茎の先に穂状に集まり咲きます。切り花として使用する場合は水切り後、ハッカ油に浸すと水揚げがよくなるようです。
(シソ科)






7月
ヒマワリ

ヒマワリ 夏ばて解消に
花言葉 「応援」

ヒマワリは、太陽の花。夏の象徴ともいえます。輝くばかりの黄色の大きな花は、その場の雰囲気を明るくするチカラがあります。
さらに暑さでバテ気味のときや仕事への意欲がうすれたときに、太陽の元気をいっぱい届け、エールをおくって応援してくれます。

暑い夏は、とかく体力を消耗しやすく、また冷たい食べものや飲みもののとりすぎで、胃腸の調子が悪くなり、体の不調を感じやすくなります。
ひまわりのあたたかな花色は、消化吸収力を高め、食欲増進に役立つでしょう。花屋さんには、サンフラワーと呼ばれる小形の花が出回っています。2〜3本求めリビングなどに飾ってみましょう。種子は食用に、リノール酸が豊富な油を採取します。
(キク科)






6月
シャクヤク

シャクヤク
花言葉 「気遣い」

エビスグサともいわれ、日本へは鎮痛剤などの薬草として奈良時代に伝わりましたが、その美しい花姿に魅了され、江戸時代には観賞用として改良されました。華やかな中にも気品を漂わせる花姿を眺めていると、幸せな気持ちになれます。自分らしさを取り戻すのに最適な花といえます。リビングに2〜3本飾ってみましょう。シャクヤクとボタンは花姿がよく似ていますが、ボタンが木であるのに対し、シャクヤクは草(宿根草)です。
(ボタン科)






5月
スズラン

スズラン
花言葉 「初恋」

5月、6月にかけて北海道から、スズランの便りが届きます。 野生のスズランに比べ、ドイツスズランは花が大きく、香りが強いのが特徴で、園芸品種には淡いピンクや八重咲きのものがあります。ほのかに漂う甘い香りは、気持ちを穏やかにしてくれます。花は小さく葉に隠れるように咲くので、鉢や花瓶を目線より少し高く飾ると、かわいい花が眺めやすくなり、より効果的です。玄関に置くと訪れた人や家族の心がなごむでしょう。ただしスズランには、有毒成分が含まれていますので、小さなお子さんの手が届かない場所においてください。
(ユリ科)






4月
アマリリス

アマリリス
花言葉 「栄光をともに」

観賞用に栽培される球根植物―あでやかなアマリリスは、リハビリに励む人におすすめしたい花。リハビリには球根から育てて、その成長ぶりを観察するのが効果的です。ぐんぐん伸びる茎の成長が目に見えて分かり、その伸びていく様子に限りない力強さを感じるからです。今日、明日、明後日と回復していく体と花の成長に相通じるものがあります。ユリに似た形の大輪の花は、パワーに満ちあふれていて、私たちに活力を与え、心身共に元気にしてくれます。手軽な栽培ポットがあります。切り花として飾る場合は、茎が空洞ゆえ、やさしく扱ってください。茎を回しながら切ると、切りやすくなります。
〔ヒガンバナ科〕






3月
オンシジウム

オンシジウム
花言葉 「うららか」

オンシジウムは、和名を「むれすずめらん」と小鳥が群れ飛ぶ様子にも見立てられた親しみのある名がついています。小さな蝶が舞うように咲くオンシジウムは眺める人の体を芯からあたため、新陳代謝を活発にする働きが期待できます。胃腸系にも効果的なことから、体力維持にも役立ちます。さらにオンシジウムは、生きる知恵をたくさん持った花です。原種はジャングルの樹の上に着生し、水分や養分を体にたくわえる方法、動物から身を守る方法、子孫を残すためなどあらゆる努力をしています。花が長期間咲いているのもうれしいですね。

特に学期末の3月は、気分を新たにするためにも、身近に生命力の強い花を飾り、活力を補うことをおすすめします。
鉢植えの場合は、カーテン越しに日の当たる窓辺などに、切り花の場合は、気温の低い場所に置くようにしてください。
(ラン科)






2月
フクジュソウ

フクジュソウ
花言葉「教訓」

わが国特産の花で、旧暦の正月ごろに咲くことから、元旦草、正月草の別名があります。寒風の中、春を待ち切れずに大地を割って太い茎を出し、緑色から淡黄色に、そして輝くような黄金色の花を咲かせます。
この花のぬくもりが心と体に伝わり、「これからもがんばろう」という前向きな気持ちにさせてくれます。
(キンポウゲ科)






1月
ロウバイ

ロウバイ
花言葉「慈愛」

半透明の花びらがロウ細工のようで、花弁の色が蜜ロウに似ていることから命名されたといいます。
ロウバイは寒風が吹く中でも、鮮やかな黄色の可憐な小花を咲かせ、香りは清楚で甘く爽やかです。
華やかさと落ち着きの両極を持ちあわせた花姿は、観賞しているうちに不安感を和らげ、ホッと安堵感を与えてくれます。
水揚げがよく、玄関に飾ると、帰宅した際、ほのかな香りでリラックスできるでしょう。
(ロウバイ科)






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