今月の一枚には奈良の大関さん撮影のヒガンバナの写真を掲載させて頂きました。ヒガンバナは秋の彼岸の頃咲くというイメージを持った花ですが、今年は夏の暑さが続いたことから、咲く時期が遅かったように感じます。
日本や中国に分布し、花が咲いている時は葉がなく、花が終わると葉が出てきます。燃えるような赤色の花姿はとても神秘的です。
今年の夏の暑さは異常で、真夏日が長く続き、私たちの体はもちろんの事、果物や作物にも大きな影響が出ました。知り合いのブドウ園では、暑さの為、ブドウの収穫が昨年の半分以下と嘆いていました。年々、温暖化の傾向がみられるようになり、先が心配になります。
日本は四季があり、秋の夜長をのんびりと楽しむ季節を迎えますが、短い秋にならないことを祈るばかりです。マイアルバムには、大関さん撮影のススキのお写真をお借りしました。ススキは秋の七草のひとつで、尾花とも呼ばれています。
ススキの花穂が変化していく姿は、秋の移ろいを教え、体の底からリフレッシュできそうです。 |